「英語を話せるようになりたいな」と思っている人はたくさんいると思います。
でも実際、日々の忙しさの中でやる気になれず、勉強方法の本ばかり読み、おすすめの参考書を買って満足しているそこのあなた!に向けたブログです。
実際私自身もそうでした。
なので、私自身の経験も踏まえて、効果的な勉強方法とモチベーションの保ち方を解説します。
英語が話せたら、見える景色が変わります!
そして、英語は誰でも話せるようになります!!まずは自己紹介をさせていただきます。しゅんすけと申します。
自己紹介
元メガバンク行員。現在はバルセロナでスポーツ関連の仕事をしています。
大学卒業後に銀行に入り、15年目で初めてメキシコに赴任。その後スペインに横異動し、合計9年間メガバンクの海外拠点で勤務しました。
現在は退職しましたが、海外生活10年目に入りました。今はスペイン語を勉強中ですが、皆さんと同じように苦しんでいます(汗)
最初に、昔の上司から教えてもらった格言を紹介します。
「”明日からやろう”ではなく、”今日まで頑張ろう”」です。
私にはグッときた言葉でした。
英語の勉強に限らず、面倒なことは誰しも「明日から」と先送りしがちです。
が、この言葉を思い出して、今日で終わり!と思って15分だけ頑張ると、たった15分でも自分を褒めたい気持ちになります。
そして、この毎日の15分が語学の勉強には大事なんです!
自分の重い腰を上げるトリガーは何でもいいと思います。
「明日やろうはバカ野郎」というのもあるので、ご参考までに(笑)
==目次==
1. 大学時代
①留年
私は学生時代から「英語を話したい」と思い、ケーブルテレビを申し込んでBBCやCNNを聴いていました。
というか、BGMとして音が出ていただけでした。
大学で留年(4年になれず。。)したとき、親に「この1年にやること」として、英語を勉強してTOEICを受験すると宣言しました。
結果は430点(まあ、私にとっては悪くない)。
②就職活動
就職はグローバルに活躍したいと思い商社を志望。
結局、ことごとく英語の試験を突破できず、一社も面接にすら進めませんでした。
最終的に特に志望してなかったけど、東海銀行に拾ってもらい就職活動を終了。
それでも、東海銀行には海外拠点があるから、いつか行くチャンスはある、と思ってました。
③卒業旅行
大学卒業前に一度は海外に行っておきたいと思い、一人でオーストラリアへ。
できるだけ安く上げるため、ホテルを予約せずに渡航(今思えばそんなことよくやったなと思うし、安くするためには事前予約すべき)。
到着したシドニー空港で、「地球の歩き方」に載っているユースホステルに電話をかけました。
それも会話例に書いてあるまま読み上げて。何件かは断られ、4-5件目で何となく予約できたっぽい感触でした。
無事泊まれました!
旅行中、何人かに英語で話しかけられ、一緒にワニ肉とカンガルー肉を食べに行きました。
何しゃべったか、何言ったかも覚えてません。というか、理解してませんでした。
④帰国後
帰国後、「英語ができたら、旅行はもっと楽しかったはずだ」と思い、本屋へ直行しケンブリッジ(?)か何かの参考書を購入。
しかし、この本は1ページも開かれぬままどこかへいってしまいました。
相変わらずです。。
2. 東海銀行(現三菱UFJ銀行)に就職
①若手銀行員時代 ~TOEICを受け始める
東海銀行に入って5年ほどした後、東京三菱銀行と合併し、一気に海外拠点が増加しました。
当時「TOEICを受けよう」という社内の機運もあって、740点を目指す参考書を買って受験。
結果は370点、目標のちょうど半分でした。。
②若手行員時代 ~TOEIC 300点台を連発
その後何度も受験しましたが300~400点台。当然です。参考書を買っただけで、特に勉強してないので。
ひっかけ問題に見事にひっかかっていました。
私には740点をレベルが高すぎた、と参考書のせいにして、今度は身の丈に合った470点を目指す本を買いました。が、これもしばらく本棚で眠りました。
いわゆる参考書を買って満足していたのです。
その後何度もTOEICを受けましたが、300点台を連発しました。
5回ぐらい300点台を取ったと思います。
今となってはある意味自慢です。
③中堅銀行員時代 ~海外帰りの上司に出会ってスイッチが入る!
当時勤務していた支店では、外資系企業担当がいたり、異動で海外へ行く人、戻ってくる人がたくさんいました。
でも、「すげー。英語しゃべってる」とまだ他人事でした。
意識が変わったのは、ロンドン帰りの方が上司になってから。
海外駐在の話を聞いているうちに海外で働くイメージが具体的になったのです。
ぬりえの輪郭がはっきりして、色が入った感じです。
自分にスイッチが入った瞬間でした。
④中堅行員時代 ~毎日コツコツ勉強
それからは、通勤時には一つ先の駅まで歩き、その間シャドーイング、電車の中ではひたすら単語を覚えました。
そうするとだんだんTOEICの点数が上がってきたのです。もう400点台は取ることはなくなりました。
このルーティンを 続けた結果、最終的には835点までスコアアップ。
念願の海外異動を勝ち取り、メキシコに赴任することになりました!
3. 海外赴任後の現実
①海外駐在1年目 ~あれ、こんなはずじゃなかった
とはいえ、テストの点と実施の会話は全く違いました。
TOEICの点がよかろうが、話せないし、何言ってるか分からないのです。
自分が質問されてることすら気づかない。メールの読み書きも時間がかかる。
あとメキシコ人のスペイン語なまりにも戸惑いました。TOEICのきれいな英語と全然違う。
②海外駐在2年目 ~とにかく人のマネ
ある時気づきました。
まわりの人の会話やメールをよく見ると、決して難しい単語は使っていないのです。
実は中学生レベルの単語で充分意思疎通できるのです。
幼少期にニューヨークで過ごした上司もそうでした。
私は必死でマネをしました。言い回し、単語…これぞ「活きた英語」というやつです。
今度はスペイン語なまりの英語に慣れると、今度はネイティブの英語についていけない。
早いし、リエゾン(単語どうしの音が繋がるやつ)も聞き取れない。
③海外駐在3年目 ~必死、恥ずかしいもクソもない
会議で発言するのは億劫だし、恥ずかしいし、できれば話したくない。
でも話さざるを得ないと準備もするし、集中して聴く。この繰り返しですね。
人間追い込まれるとできるようになるものです。
だんだん「恥ずかしい」もなくなりました。
誰も上手な英語を期待してないことも分かってくるから。
ノンネイティブの英語は決してうまくないです(自分だけじゃない!)。
ただ話し慣れてるだけです。
ネイティブの人たちも、ノンネイティブのなまりや下手な英語を聞き慣れてると思います。
④海外駐在4年目 ~開き直り
フランス人の英語なんて全く理解できないですよ。
イギリス人だってYES/NOで聞いてるのに格好つけた言い回しで返答してきて、どっちなんだって感じです。
アメリカ人の英語は比較的シンプルだから分かりやすいかも。早さに慣れれば。
たぶん、そんなもんです。
言ってることが分からなければ「もう一回言って」とか、「〇〇ということ?」と確認すればいいのです。
「慣れる」とは場数を踏むということ。準備して、間違えて、人のマネをすることです。
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